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2019.12.08
イベント報告

【活動報告】あいち多胎のつどい

 

名古屋第二赤十字病院で開催された、あいち多胎ネットさんのイベント「第2回あいち多胎のつどい」へ行ってきました(^^)

これまで名古屋にお住まいの双子家庭の方から、「ふたごじてんしゃを見たい!」とのお声をいただいてきたので

地域で多胎支援をされている団体さんからのお声がけいただけたこと、とても嬉しかったです!

 

ちなみに、今月中旬には サイクルベースあさひ西春店さんに試乗車も設置されますよ!

西春店さんで試乗して、お近くのあさひさんでご注文してくださいね!

 

あいち多胎のつどいへは、51組の多胎家庭が参加されましたよ。

 

8時に到着! 大きな病院でびっくり

 

 

なにかと手が欲しい多胎育児。

イベントを楽しめるように、学生ボランティアさんが入ってくれていました!

これだけのお手伝いさんが入ってくれると、ママパパは安心してイベントを楽しめるでしょうね。

しかも、学生ボランティアさんだけではありませんよ。

双子や三つ子をそだてた経験のあるピアのボランティアさんも入ってくれていたので

参加されたママパパをあたたかく迎えられていました。

さすがだねぇ あいち多胎ネットさん! 地域のネットワークを活かしきっておられました。

 

20人以上のボランティアさんです

 

参加されたみなさんが、これまでなかなか人に伝えづらいと感じていたことを

自分の言葉で他者へ伝えていく機会があることが、どれほど大切なのかということを知るとても良い機会となりました。

例えば・・・

まだ首も座らない赤ちゃんを抱いた双子ママが、そのママだけが感じてきた不安ややるせない気持ちを教えてくれました。

これまで誰かに伝えようと思ったこともなかったそうで、言葉にしたことで「大変だったけれど乗り切った自分がいまここにいる」ということに気付かれたようです。

 

中原自身はピアとして、こんなときはどうやって乗り切ったかをお伝えしたり

ママ自身が素晴らしい工夫を編み出されていることをフィードバックしたりして

少しでも目の前にいるママが、双子育児に希望をもってもらえたらと思いながら会話をさせていただきました。

 

そんな会話をしているところへプレママさんが会場にいらしたので、お話しの輪に誘ってみました。

すると、首もすわらない赤ちゃんを抱いていたママは、プレママにとっては先輩ママとなり、ご自身の経験を伝えていらっしゃいました。

こんなことがしんどかった、こんな風にのりきった。

プレママさんには想像もしなかったことを沢山聞かせてもらい、とても満足されていたようです。

もし大変な状況へ追い込まれそうになったとしても、いま目の前にいる赤ちゃんを抱いたママの笑顔をみて、どこかとつながり、ヘルプを出せば大丈夫なんだと安堵の表情をみることができました。

 

なんて素晴らしい交流の場なんだろう。

弱音を吐ける場所であり、そしていまここにいるママ自信の姿が、また誰かの勇気に繋がる。

もう、感動しちゃた。

こんな素敵な場所に呼んでもらって、わたしは感謝しかないです。

 

NHK東海

イベントの様子は、NHK東海さんでUPされていたのでリンクをシェアいたしますね!

なんと、中原もちょこっと出てました!

東海NEWS WEB 「多胎家庭」支援で交流イベント

 

NHKさん 取材の様子

 

 

ふたごじてんしゃブースも大盛況♪

 

とっても嬉しかったことのひとつに、お子さんの年齢関係なくママパパが興味をもってくれたことです。

プレママパパも興味深々でブースにきてくれました。

生まれてもいない赤ちゃんの移動のことなんて想像もつかないはずなのに、ベビーカーの次は自転車もあるのね!って話しかけてくれました。

 

双子ベビーカーを卒業したら、かならずといっていいほど壁にぶつかる自転車移動問題。

移動問題から、育児のことまであらゆることで相談にのれて、ほんとによかったです。

 

場所とか制度があっても、利用するためにその場所へいく「移動権」ってものがあまり理解されていなくて、そもそもサービスを利用しづらかったりするんだよね。

だれもが自分の意志で、自律した生活がおくれるように移動権も含めた支援を考えていってほしいとつくづくおもいます。

 

 

ママパパが楽しそうで、わたしもうれしい!

中原の活動も知ってくれていたママがいてくれて感激!

多くの方が、仕事復帰の為の移動手段を探していました

 

 

 

 

できるだけ多胎イベントへいってあげたい!

 

 

双子の自転車移動のことなら、きっと世界一相談にのれるわたしです。

そして、ピアとして母としても、お話しを聴き続けることもできます。

ぎふ多胎ネットの糸井川理事が「おおよそ3才までキチンとフォローさえあれば、あとは健康に育つ家庭なんです」という内容のことを常々おっしゃっています。

 

一人ひとり、それぞれ経験が違い、工夫も違う。

コミュニティは沢山あるほうがよいし、話しを聴いてくれる人、手を貸してくれる人は沢山いるほうがいい。

だから、地域で個人への支援をしている人達が活動しやすくなったり、もっと活動領域を広めていけるようなお手伝いができるのならしていきたい。

 

ただ、大阪からとなると遠方は移動費もかなりかかるので、どうやって捻出するのかが課題だけど、こんな場所が日本中に増えるよう願っているばかりでなく何ができるのか考えていきたいと思った一日でした。

 

 

 

 

すばらしい一日をありがとうございました。

お会いできた愛知のみなさん、なにかあればいつでもご連絡くださいね!

あいち多胎ネット代表の日野さんに感謝です。

 

 

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