3人乗り自転車で感じた不便
1歳3か月 3人乗り自転車デビュー
わが家の双子が1歳3か月になったころ、自転車デビューをしました。
この時に乗った自転車は、一般的な2輪の3人乗り自転車です。
長男もちょうどその頃に、自転車でお出掛けしていて、とても楽しかった思い出があります。
前カゴ椅子タイプの自転車に前後乗せてみると、前はすっぽりとはまってとってもかわいい♡
でも、後ろに座らせている子は、例えシートベルトを一番短く調整してもゴソゴソしていて、隙間からこぼれ落ちそうでした。
1歳3か月には、椅子が大きすぎたのです。
私が気づかない間に、落ちてしまうんじゃないかという不安がとても大きかったのを今でも覚えています。
後部座席に座らせる不安への対策
それでも、双子なんだから同時に前後乗せるしか仕方がありません。
どうしたものかと考えた結果、我が子を椅子に座らせ、体と子ども椅子のハンドルとの間にクッションをつめたり、ラック用の洗い替え椅子クッションを敷いてみたり、両脇にバスタオルを挟んだり・・・。
思いつく、あらゆる工夫を施しました。
※現在は、メーカーから「調整パッド」が販売されているので、上手に利用されることをオススメします。
それでも、決して安心して乗せられるしろものでなく、いつも後部席が気になって仕方がありませんでした。
でもね、2輪って、そうそう後ろを振り返って確認する体勢がとれないんですよ。
そもそも乗っている時は振り返って確認できませんので、片手を後ろにまわしてちゃんと座れているかさわって確認をしていました。
そして、信号待ちの時などは必ず自転車から降りて、後部席の詰め物がきちんとおさまっているかを確認しなければいけませんでした。
自転車が傾き転倒する危険性
この時に注意しなければならないのは、自分が後ろを振り返るとき、ハンドルを真っ直ぐに保っていないと、前の子の重量でタイヤが滑ってハンドルがとられ自転車が傾きやすくなるんです。
ママ達に話を聞いていると「自転車が折れ曲がる」というような表現をされる方が多かったのが印象的でした。
折れ曲がる。そうなんです。まるで折れ曲がるように、ハンドルがグルンっとまわってしまって簡単に倒れてしまいます。
前後に子どもを乗せた事が無い方はイメージが付きにくいかもしれませんよね。
でも、これってとってもよくありがちな転倒原因の一つですので、気を付けてくださいね。
一度体勢が崩れてしまうと、もう元に戻すことはほぼ不可能です。
母ができる最後の手段は、いかに母側に自転車を倒れさせ、母の体で自転車を受け止めるかにかかっているといっても過言じゃないでしょう。
私もこんな風に2度、倒してしまいました。子ども達に申し訳気持ちでいっぱいになったのを覚えています。
子どもが1人と2人の大きな違い
2歳までは転倒した事はありませんでしたが、毎回このような気苦労が絶えず、荷物も載らず、自転車本来の便利な乗り物の役割を果たせていない。
なぜ長男1人ならあれほど楽しかった自転車が、双子を持つ事でこれほど不便で大変な事になるんだろうと考えるようになりました。
そして、こんな思いは二度としたくない!と怒りのような、誓いのような、どうしても快適に過ごしたいという気持ちが湧き上がってきたのを覚えています。