「創業した体験」を伝える
尼崎商工会議所
女性創業スクール・キックオフセミナー
無事 終了しました
先日、尼崎商工会議所の女性創業スクールキックオフセミナーで 創業体験を話す機会をいただきました。
こんな広い場所で しかも一時間
自分自身の体験を話すなんて
『ほんと大丈夫なの？ 私?!』
それはそれは 始まる前から
もうドキドキしっぱなしでした。
自然体 しぜんたい (笑)
「かっこいい私」は違うよね
「ここに集まってくれる方は 一体どんな話が聞きたいんだろう。」
今回このお話しをいただいてから、当日までずっと考え続けていました。
初めに行きついた答えは 「してきた事と失敗した事」を話すこと。
だから、それを分かりやすく伝えるのが務めだとおもいました。
レジュメは「何をやってきたか」をカテゴリ別でまとめ よく出来ていたと思います。
仕上がりもとてもキレイで、整然としていて、テキパキこなしてきた人にさえ思える内容でした。
でも何かひっかかる。
なんか違うよね。 違う。 違う。 違う。
こんなにテキパキとこなしていたわけじゃない。
あぁーだ こーだ と試行錯誤しながらここまで来たじゃないか。
私は決してかっこよくなんかなかった。
2011年からずっと地味な活動を続けてきて
2015年にFBを立ち上げ
2016年にようやく製品化まであと一歩という所まで来れただけ。
あぁ 私のプレゼンがまずいからこの結果を生んだんだ。
あぁ 私の知識の浅さが 相手の口をつかって教えてくれてるんだろうな。
何が一体まずいのかさえ わからない日々でした。
誰に何を相談すればいいのかさえ分からなかった。
うまくいかない事ばかりで
会社を訪問した帰りに
ハンドルを握りながら泣いたことなんて何度もあった
それでも、その道中に
山盛りの荷物と前後に子どもを乗せ 必死に自転車をこぐママの姿が目に入ると
「ここで諦められない」
「安心して乗れる自転車を世に出す事は、『ふたごじてんしゃ』を手に入れた私の使命なんだ」
と自分に言い聞かせてここまできました。
誰も 私にそんな事頼んじゃいないのにね（笑）
「ふたごじてんしゃ」のライフストーリー
思い切って 本番3日前に変えることにしました。
かっこいい私を演出することでもなく
かっこ悪い私をわざわざ演出するのでもなく
「こんな時にこんな事を思ってここまできました」
ただ、それだけでいいのかもしれない。
だから、ここが視覚的に伝わるよう工夫をしようと
ふたごじてんしゃのライフストーリーという物語にかえました。
喋り方も がんばって「普段どおり」を務めました。
キレイに話すことではない。
魂でしゃべるんだ。
そう思って話をすすめていくうち、いろんな事が思い出されました。
コアメンバーと初めてイベントをした時のこと
多くの人が「何か私にできる事があったらお手伝いさせてください」と温かいメッセージをくれたこと
そして ようやくみんなの声に応えらえるのかとおもうと
たまらなくなり 胸が詰まってしまいました。
今回、創業体験談を話す事は 私自身にとって良い振り返りの機会をいただけました。
尼崎商工会議所さん ありがとうございました。
同様の内容を 10月4日（火）大阪・江坂でお話しいたします。
よかったら ご参加くださいね。
お申込はこちらから ↓
お待ちしております。
日本こども色彩協会斉藤さん（左）と ふたごじてんしゃ中原（右）
大役を終え、身が軽くなった事を実感中。
今回 ご参加いただきましたみなさん、本当にありがとうございました。
あなただけの個性あふれるビジネスになる事を、応援しております。
