【イベント報告】子育ていろいろ相談&試乗会
今日は初の試み、子育て相談と試乗会をセットにした有料イベントを開催しました。
車体を製造し、販売しているわけではないわたしができることは
自分が見て聞いて知って感じてきたことを
いま目の前で困惑して立ち止まっているママパパと一緒に
「今どうしたいか」を考え
「未来はどうしたいか」を想像し
それぞれの家庭によって異なる「快適さ」を
あぶりだしていくように
あれこれ質問し
情報を提供し
体験できる機会をつくること。
自分が考えたことを伝える機会をいただける幸せ。
精一杯させてもらえる、とてもうれしい時間です。
それでも、わたしができることなんて、ホントしれているから
みなさんからいただく「ありがとう」の言葉と
帰っていく笑顔を見送りながら
「やってよかった!」という感情と「ほかにもやりようがあったのではないか」という点検にちかい反省が
心の中でぐるぐるしています。
■ママパパたちの声 <使用期間で悩む>
使用期間が短いため、電動2輪にするかどうか躊躇している。
電動2輪なら、子ども達を乗せなくなった場合も使用できるが
ふたごじてんしゃの場合はそうもいかない。
手放すにしてもどうしたらいいものか。
このお悩みは本当に多いんです。
ちなみに、6才をすぎてもお子さんだけを乗せて、ママパパは手押しするのなら問題ないんですよ。
たとえば、小学校へあがったとき
学校から発熱などでお迎えにきてほしいと連絡があった場合
ふたごじてんしゃに乗って学校へむかい
お子さんをのせて手押しでかえってくるのなら問題ないんです。
だから、小学校へあがってもすぐに処分は不要だとおもっています。
そして、もうひとつのアイデアを事業化したいと考えています。
これはまだアイデアレベルですが、よい機会なのでご紹介させてもらいますね。
もしね、近所の先輩ママがふたごじてんしゃを使っていて
そこの双子のお子さんが小学校へあがるとわかったら
「ちょっと貸してもらいたいなぁ」っておもったりしないかしら?
そんな時に、先輩双子ママから借りてみたりできたらうれしいんじゃないかな?
自転車を借りるだけじゃなくて、その先輩ママから子育ての知恵もいただけたらもっとうれしいよね!
そんな循環をつくりたいとおもい、NPO法人つなげるをたちあげました。
事業化には多くのハードルがあります。それでも、ママ同士で貸し借りができる環境をつくりたいと考えています。
■ママパパたちの声 <グラグラして怖い!>
乗り始めたとき、怖くてハンドル操作もなかなかうまくいかず
そんな時ほど力が入りすぎてグラグラします。
本当に不安そうに乗っていたママととってもお若いばあば。
なかはらはそばで励まし続けました!(笑)
でも、ちょっとしたコツもお伝えしましたよ。
乗りやすくなるポイントは2つ
①必ずスイング状態でのること
②変速機をつかうこと
②の変速機の効果的な使い方として、まず「変速1」の一番かるい状態で漕ぎだします。
数回ペダルがこげたら「変速2」にギアをかえます。すると、踏み込みやすくなります。
安定したら「変速3」へギアをまた上げます。踏み込むとグングンスピードがあがるのがわかります。
そして、信号待ちなどで停車の際はかならず「変速1」にかえてから漕ぎ出してね!
これをマスターしてもらったら、あとは曲がるときは体を曲がるほうにあずけるだけ。
すっかり慣れていただき、「これなら孫の送迎も大丈夫そう!」と笑顔で帰っていただくことができました。
■ママパパの声 <1才だと小さくて・・・2才差ちゃん>
いまのチャイルドシートは1才から使用できるとメーカーの回答ですが
後ろ座席に実際に乗せてみると
1歳児にはあまりにも椅子が大きすぎる!
ベルトをきちんと締めたとしても、それでも余裕がありすぎます。
そんな時は、ラックやベビーカーで使用するパッドを使用されることをおすすめします。
以前OGKからでていた調整パッドはとてもよい商品だったんですが廃盤になったため手に入りません。
とても残念。
だから、隙間が不安なママは、ぜひ椅子などにつかう洗い替えパッドを使用してね!
随分と不安材料は減りますよ。
いただいたお声
今回のイベントはどうだっただろう。。
フィードバックをいただきましたよ!
以前店舗試乗したことがありましたが、今日ここで相談をして
自転車屋さんではいただけなかった気付きを沢山もらえてよかったです。
今後移動手段をどうしていくかを、よく考えられるようになりました。
車体をつくり売っているわけではない私が
どんなことができるのかなんて、正直わからない。
ただ、わたしがしたいことは
未来への一歩がふみだせない状況にあるのなら
それを打破できる機会をつくりたい。
その為なら、いろんなアイデアで飛び込んでいこうとおもっています!
きょうは参加してくれたみなさんのおかげで
わたしがつくりたい未来の場所のワンシーンを見れたような気がします。
自転車というキーワードで、それぞれの望む暮しや生き方を考える場所をつくりたい。
あたらしい事務所になったからこそできることをしていきますね!
これからもイベントは定期開催していきます。