尼崎産業フェア2016　をおえて

 

沢山のプロフェッショナルと会えた2日間

 

 

 

尼崎産業フェア2016

今年は尼崎市政100周年ということで

産業フェアも華やかにスタート

株式会社ふたごじてんしゃは

8/4　尼崎商工会議所ブース
8/5　尼崎市の創業支援アビーズブース

において出展させていただきました。

 

 

今回はいまま参加してきたママイベントと違って、企業の祭典。

ママ向けではありません。

子ども乗せ自転車が一体どこまで興味をもっていただけるのか

正直読めませんでした。

しかし、そんな私の心配はよそに

足が棒になるほど、多くの方のお話しを聞かせていただく機会に恵まれ

また、その話の面白さは普段の暮らしでは味わえないものでした。

 

 

それはなぜ？？

 

 

産業フェア　＝　仕事にアツイ男の祭典

その道でしのぎを削る

プロフェッショナル集団。

 

お兄さんもおじさまも

視点が面白い。

切り口が斬新。

 

 

そして、語る対象が自転車だから

どうしても私生活がポロッとでちゃう。

どんなにすごい技術をもっていらっしゃっても

どんなにすごい肩書をもっていらっしゃっても

 

1台の自転車を前にしたとき

誰もが一生活者として

自分の持っている知識を絡ませながら語ってくれる。

 

 

鉄の厚みに詳しい人

溶接に詳しい人

樹脂について詳しい人

腰痛について詳しい人

 

面白ネタでは

実は双子パパだったんだー

自分は双子だったんだー

 

頂いたお名刺には、立派な肩書がついてらっしゃる方も

普段は前後に子どもを乗せて保育園に通っているから子育てママの苦労がわかるというお話し・・・

 

もうあげきれない！

 

ただ、今回出展したことでわかった事は、どんな人ともみな共通する話題が見つかるということ。

みなさんが得意な分野で得意な話題を提供してくださる。

こんな貴重な体験をさせていただけるなんて

思ってもいませんでした。

 

いろんなジャンルの方と千本ノックした感じ(笑)

 

 

 

自転車まちづくりと子育て支援

 

 

ふたごじてんしゃの事業は

ふたごじてんしゃの製品化と多胎家庭の子育て支援という2本の柱からなっています。

これって、つながらないよね？

そう指摘されますが、そうじゃないんですよ。

詳しくは「女性創業スクール　キックオフセミナー」できけます。

 

 

さて、今回なによりも私自身が希望がもて素晴らしいと感じたのが

やはり尼崎の稲村市長と村山副市長のお話しでした。

 

「自転車まちづくり」と「子育て支援」

まず、稲村市長は自転車のまちづくりを推し進めておられます。

尼崎という土地は、平たんで自転車を利用するにはとても便利な土地柄です。

そのため、自転車保有率が高いうえに、事故や放置自転車の発生件数が高い事に心を痛めておられました。

そして、その問題を解決するために、斬新なアイデアで行政が一丸となって取り組まれ

放置自転車の数も減少し、街の景観も美しくなっていっているそうです。

 

「どうすれば、みなさんが安全に、そして使いやすくなるだろうか」

「守れない制度ではなく、守れる制度に変えていきたい。その為にはどうすればいいのか」

 

自転車に乗る人の心理を理解しようと心を寄せ

誰もが便利で安全にすごせるようになってほしい

自転車が使いやすい街づくりをすすめることで

街中にある商店の経済を活性化させよう

子育て世帯の自転車移動を支えよう

 

自転車で空気や街が美しくなり

活性化してほしいと願っておられる姿に

双子育児をとおして移動問題に危機感を感じて取り組んできた中原にとって

これほど心を打たれものはありませんでした。

 

 

 

 

 

 

そして、翌日お越しいだけたのは村山副市長さん。

 

中原、副市長さんだと最初全く気付かず

ふたごじてんしゃの構造やメリットなど

沢山質問してくださる熱心な男性がいらっしゃることに嬉しくなっておしゃべりを楽しんでいました。

 

どちらの社長さんかなぁ～？

 

ふとそう思ってお尋ねしましたら

なんと村山副市長さんではありませんか？！

大変失礼いたしました<m(__)m>

 

私の失礼も、ニコニコとお許しいただきました。ありがとうございました。

 

そして、こんな機会はありませんのでもう少しお時間を頂戴し

思い切って、ふたごじてんしゃに集まってくれているママ達が

いかに子育てが大変で、引きこもりがちになるのか

孤独であったり

鬱の一歩手前であったり

虐待へむかってしまわないか不安な日をすごしている人がいること

 

そして、行政がせっかく受け皿を用意してくれているのに

そこになかなかな繋がれない事情について

ご相談させていただきました。

 

※あくまでも、ふたごじてんしゃに集まった声です。

尼崎市での子育て支援は大変手厚いと伺っています。またご紹介いたしますね。

 

すると、村山副市長もここに心を寄せてくださっていて

「今、尼崎市では子育て支援とは幼児期だけでないと考えている。

0歳から、大きくなるまで途切れる事のないサポートをすることが必要だと強く思い

その体制を整えようとおもっています。」

 

との回答が。

あぁ・・・　なんてすばらしい！！

こんな風に市長さんや副市長さんが

普通にくらす自分の生活をこんな風に考えてくれているなんてー！って

 

感動しておりました。

だってね、雲の上の人ですもの。

普段、お話しなどこちらからできる方ではありません。

 

 

 

それが今回、前回の自転車まちづくりフェスタと

今回の尼崎産業フェア2016に出展させていただいたおかげで

こんなにも貴重なお話しを聞かせていただいた上に

ふたごじてんしゃの声にも耳も傾けてもらえたことに感激しました。

 

それもこれも、今回出展の機会を設けてくださった

尼崎商工会議所さんとアビーズさんのおかげですね。

ありがとうございました。

 

私にとって、他業種他職種の方々と交流が持てたことは

また一つ視界がひろがったように思います。

 

 

今回、ふたごじてんしゃにお声かけてくださったみなさま

ありがとうございました。

 

 

またお目にかかれる日を楽しみにしています。