【つぎは大阪!】未就学児まで自転車送迎OK!!
いよいよ大阪でも、未就学児を自転車に乗せられるようになりました!
2020年8月1日施行となり、小学校へ入るまでのお子さんなら、送迎で自転車に乗せることができます。
※前座席は製品規格上4才未満となっています(法律ではないよ!)ので、6才未満のお子さんは後部席になります。
2014年から伝えてきたこと
ふたごじてんしゃの試乗会をしながら、そこで出会うママパパへは「子どもを自転車に乗せていいのは、6才未満までと法律で決められているんですよ」と伝えてきました。また、ふたごじてんしゃ購入希望者さんへも購入前のアセスメントで6才未満のルールをお伝えしているのでご存知です。
幼稚園や保育園の送迎で自転車選びをしているママパパへ、6才のお誕生日を迎えたら使えなくなると説明することは、ある意味「自転車が使える期間はあなたが思っているよりも短くなるかもしれませんよ」と伝えることになります。
実際に、お伝えしたご家庭で春生まれのお子さんがいるママは、自転車を使うという選択肢を外されたこともありました。
ただ、街中を見渡してみると、6才未満ルールを知らずにお子さんを乗せている方が沢山いらっしゃいます。また、知っていても乗せざるを得ないママパパもいらっしゃるでしょう。
では、もし6才のお誕生日を迎えたら自転車で送迎ができないルールをみなが知っていて、徹底しなければならない社会であったら・・・?
きっとわたしたちの生活は、立ち行かなくなるだろうと簡単に想像ができます。
実態にあうように
「6才のお誕生日を迎えたら、子どもを自転車に乗せてはいけない」。売る側からすれば不利な情報かもしれないけれど、使う側は知っておく必要性のあるルールなので、わたし達は伝えていかなくてはならないと考えていました。
そして、伝えていくことで、「そんなルールがあるととても困ります!未就学児まで使えるように改正してほしい。」と望む当事者をつくっていく必要がありました。
次に、非当事者へ伝えていくことも大切です。
ビジネスフェアなど、ママ達がいないわたしには場違いな場所へも出展し、そこで出会う方へ「6歳未満の問題」を伝え続け、力になってほしいとお願いし続けました。出会った方は、一般のサラリーマンだけでなく、大学の先生や研究者、行政担当に警察関係、本来出会う事もなかったような人達ばかりです。
みなさんが「それはさぞかし大変だし、困るだろう」と、どうしたものかと考えたりしてくれました。
こうやって、少しづつですが実態がどうなのかを改めて確認し、それでは困るよねと振り返り、よりよい未来になるよう伝えつづけました。
わたしの活動がどのように影響したのか、していないのかは正直わかりません。
ただ、「まずは実態にあうように考えてほしい」とお願いしつづけたことが、こんなに早く叶ったことは、正直驚きでもあります。
8月1日、ようやく大阪もかわりました。
かわったからといって、わたしたちの見る景色の何かが変わったわけではありません。
ただ、はっきりとしているのは、自転車の前後に子どもたちを乗せて、夕方のせわしない時間に送迎しているママの日常を、難しいルールを考えている人たちが問題意識を持ってくれたんだと、わたしはそう理解し感謝します。
いまは過渡期です。まだ、6才未満しか乗せられない都道府県があります。
これからも見つめ続けたいとおもいます。
改正された都道府県
この署名活動は、どこかの誰かを攻撃したりするものではなく、こうなって欲しいよねの意思表示とそれぞれの都道府県さんへお願いするためのものです。子どもを自転車に乗せるという日常について、ちょっと考える時間をつくってくれるかた、署名にて参加してね。