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2025.09.05
お知らせ

「おでかけじてんしゃ」始めます

株式会社ふたごじてんしゃは10期目にはいり、ずっと手を伸ばしつづけてきた最後のテーマにとりかかります。

どうしても諦められない。

なんとしても、これをやりきりたい。

2014年にふたごじてんしゃの活動を活発化させてから、これまで寄せられてきた様々な声

 

「この子は障がいがあって体幹が弱く、ちゃんと座ることができないんです。だから、自転車に乗せることも難しいんです。3輪だったら横ブレしない分、乗せることはできないでしょうか」

「春から1年生になったので、自転車送迎ができなくなりました。自閉症で集団行動はむずかしく、徒歩で登校することも難しい。自転車で送迎したいけれど、2輪は怖くて乗せられないです。ふたごじてんしゃならできそうに思います。」

 

自転車を「使えることが当たり前」ではない人たちがいます。

そして、当たり前ではない人たちほど、生活がひっ迫していることも多く、ツール(自転車)で解決できる家庭だったりします。そして、そういった人たちは少数だったりします。

なんでなんやろう。
なんで、子どもに何かしてやりたい気持ちがあったら、しんどい思いをしないといけないんだろう。
なんで、思いやりや責任感からケアをしている人が、自分の体力や気力を削りながら、いつまでこんな暮らしを続けなければならないのだろう。

誰かを思いやることや、責任感をもつことが、先の見えないしんどさにつながるのなら、そこから人は逃げ出すか、共倒れになってしまうか、悲しいかな虐待まがいの行動をとってしまうのではなかろうか。
自転車ですべてが解決できるわけではないけれど、あの人たちの体力を温存でき、自分の意志で目的地へ到達できる自転車さえあれば、どれほどの幸せにつながるのだろうか。

道路交通法などの現行法では、未就学児までの同乗のみが認められていますが、小学生から大人までを自転車で送迎することは認められていません。
だから、誰もが当たり前にお出かけができる社会にしたい。
そういった文化をつくりたい。
いや、違うな。
つくりたいとか、そんな甘っちょろいことではなくわたしは創るんだ。
これまで、社会のフツウを自分には関係ないと思っていた人たちと一緒につくりたい。

おでかけがはじまる「おでかけじてんしゃ」
Instagramアカウントをつくりました。

まずはフォローしてほしいです。
そして、あなたの願う「おでかけ」のかたちを教えてほしいです。コメント欄に書き込んでもらえると、「わたしもそうだった!」とあなたが言語化してくれたことで、自分の困りごとにようやく気付ける人たちがいます。

▼おでかけじてんしゃ(Instagramアカウントはこちら)

https://www.instagram.com/odekake.jitensya/

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