6期目に入りました
おかげさまで、株式会社ふたごじてんしゃは6期目に入りました。
山あり谷あり、谷あり、谷あり、山あり、谷あり
という、順風満帆とはいえませんがここまで辿りつくことができました。
応援いただいたみなさま、本当にありがとうございます。
5期は、全国みなさんがそうであったように、コロナの影響もありとても苦しいものでした。
でも、辛いことばかりではなく、これまで続けていたことがようやく芽を出したこともありました。
自転車活用推進功績者表彰
ただ、ひたすら「あのお母さんの日常が、少しでも楽になってくれたら」だけをモチベーションに続けてきた活動が、このような表彰をいただくことができました。
始めた当初からは、考えもしない展開です。これからも、人を乗せる自転車(子ども乗せ自転車)というテーマで、活動していきたいと思います。
6歳未満から未就学児へ
2011年から自分が乗りたい自転車を探し始めたとき、どのような制約条件があるのか調べはじめました。この時に立ちはだかる壁のひとつに「6歳未満」という条件がありました。
「なぜ、6歳なのか」「6歳という基準はどこからきたのか」「体重じゃいけないのか」いろんな疑問がわいてくるのですが、調べても聞いてもどこにも答えがなかったのです。答えがないというのは、先が見えない道をあるいているようで、本当に不安でした。
活動を続けるうちに、「6歳未満でないといけない理由はないのでは?」と考えるようになり、ではどうすれば変わるのか試行錯誤が始まります。法律相談なども利用しましたが、法律を変えることなんてそうそう出来ることではないと指摘されます。
だったら当事者へ訴えていこうと、試乗会ではママパパに疑問をなげかけ、講演会でも訴え、アンケートを実施し、署名活動をしてきました。
このような活動が何かのきっかけになったのかどうかはわかりませんが、2021年6月には全国未就学児までは自転車に乗せてもよいという法改正がなされ、奇跡が起こったのです。
この法改正はあまり知られていないかもしれませんが、この法律が今後わたしたちの生活にいろいろと関わってくるとおもいます。
本を出版します
今期は、これまでの活動を振り返りながら、中原が何を大切にこの活動を続けているのか、今後どのような社会を目指しているのか、そして、私自身の生い立ちなどもふくめた記録のエッセイを出版します。
こんな人に届きますようにとイメージしながら、ただいま執筆活動に励んでおります。年内お渡しできるよう頑張ります。
・いまおかれている環境や人間関係にモヤモヤしていて、変えようと行動したい人
・これまでと全く違う生活になり、ここで感じたモヤモヤを解決するための活動をはじめたい人
・「ここにいたくない」と感じたときにどうすればいいのか分からない人
・ふたごじてんしゃが目指す未来を知りたい人
・中原と仲良くしてくれた人
今年も大神神社で報告と誓いを立ててきました。見守っていてください。