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2020.04.15
お知らせ

「6才未満⇒小学校入学まで」署名活動をはじめました

一緒に新しい時代を見に行きたい

 

日本では自転車の二人乗りは禁止されています。

ただし、幼児に限ってはOKとされています。

では、幼児の定義は?って気になりますよね。

じつは、道路交通法では、幼児(6才未満)と定義されています。

 

そこで、後ろに乗せてよい年齢が6才未満ではなく、せめて小学校入学前までは自転車での送迎が認められるよう、署名活動を始めました。

ご協力どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

いまのままでも問題ないんじゃない?

 

そうですね。実際、6才のお誕生日を迎えたかどうかだなんて、おまわりさんだって分からない。

そして、子育てを頑張っているママパパをわざわざとめて、年齢確認などしないと思います。

注意もされないし、罰則もないし、そんなの変えなくったっていいんじゃない?

正直そんな声もいただいてきました。

 

でも、こんなところで困っている人達がいます。

・幼稚園のルールで、6才のお誕生日を迎えたら徒歩登園の決まりがあり、自転車送迎ができなくなって送迎に時間がかかるようになった。

・行政サービスの子ども乗せ自転車リースサービスを利用していたが、年長さんで6才のお誕生日を迎えた4月時点で返却となった。車もないから利用してきたのに、これからどうやって送迎しようかと悩んでいる。

 

わたしがこの問題に気を留めだしたのは、もともとふたごじてんしゃの貸し出しをしてあげたかったからです。でも、個人で貸し出すのではなく、ひろく活動していくとなると企業サービスの一環として実施することになります。すると、コンプライアンスを重視すると、6才未満のルールを無視することはできず、返してもらわなければなりません。

でも、ふたごじてんしゃを必要とする人たちは、いよいよ子どもが大きくなって移動手段がなくなり、困り果ててこちらのサイトへたどり着かれます。

あと一年、あと半年だけ。そんな人には購入ではない方法でシェアしてあげたい。

そう思ってきたのに、そもそも6才未満の壁があり、本当に必要とする人へ手を貸せないことがわかったのです。

それが辛かった。そして、この問題は、決してふたごじてんしゃだけではなく、先ほどご紹介したとおり、2輪の子ども乗せ自転車をつかっている家庭にも共通した問題になっています。

 

声をあげてほしい人

 

いま、一緒に声をあげてほしいです。

子ども乗せ自転車をつかっている、ママパパ全てのかたに興味をもって一緒に考えてほしい。

過去に、自転車の後ろに子どもを乗せて幼稚園や保育園、スイミングなどの習い事で送迎していたかたにも考えてほしい。

 

3月31日まで、日本にある47都道府県道路交通法施行規則や細則では、自転車のうしろに乗せてよい年齢は6才未満までと決まっていました。

それが、4月1日から大分県だけが「6歳未満から小学校入学まで」は自転車のうしろに乗せてもよいと法律が改正されました。

 

これは、画期的な改正です。

ルールとしてあるけれど、あまり守られずにきたこのルール。

それが、実態に沿うよう改正されたのです。

 

いま、自転車にまつわる道路交通法はどんどん厳しくなってきています。

だから、子ども乗せ自転車だけは「見逃してくれる対象」になるとはどうも思えません。

いつなんどき幼稚園から、「自転車のルールを守るため、6才のお誕生日を迎えたら徒歩通園へ切り替えてください」といわれるかもしれない。

そもそも、6才未満から小学校入学までにかわることで、もっと新し自転車のデザインがうまれるかもしれない。

わたしにはまだ、どんな嬉しい未来がまっているのか、具体的には示すことができません。

ただ、はっきりとわかるのは、6才未満のルールを知っている人たちが、後ろめたさを抱えたまま自転車送迎をするのではなく、「何の問題もないんだ!」と、晴れ晴れしい気持ちで、毎朝送迎してくれる姿をみたいのです。

 

ひつこいくらいボタンを貼っておきます!

 

 

 

 

 

署名を届ける先は、いただいた声があった都道府県のみにします

 

先にお伝えしたとおり、道路交通法施行規則や細則は、各都道府県で定められています。

だから、自分の街をよくしたいのなら、どこかの誰かにお願いするのではなく、自分が動かないとかわらないのです。

幸い状況は整ってきました。

だから、一緒に進める人を広くつのり、新しい子ども乗せ自転車の時代を見に行きたいと思います。

わたしはわたしが大切にしたい人が住む街のために、力をつくしたいです。

 

 

みなさんから声をあつめる署名フォームをつくりました!ご協力よろしくお願いします!

 

 

 

 

一緒に活動していくよ!と力を貸してくれる方や団体さま、個人の方がいらっしゃいましたら、問合せフォームよりご連絡ください。
折り返しご連絡いたします。
※ただいま、新型コロナの影響で困窮しているふたご家庭への支援もしており、返信がおそくなることがあります。ご了承ください。

 

株式会社ふたごじてんしゃ
代表取締役 中原美智子

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