【ご協力のお願い】小学生になっても子どもの送迎を必要としている方へ
これまで、ふたごじてんしゃ試乗会やお問合せで、「この自転車は何キロまで乗せられますか?」「何歳まで乗せられますか?」といったご質問を沢山いただいてきました。
みなさん、自転車に乗せられるお子さんの体重を気にしての質問が多く、車体がどれだけの重量に耐えられるかを気にされているようでした。
そこで、わたしは『日本の法律上(※1)、小学生となったお子さんを自転車に乗せて走ることは違法となります。なので、未就学児までと決まっているのですよ。』と毎回お答えしています。
すると、みなさんは驚きと困惑の表情をされるのです。
実際に今も送迎していますといった声や、小学生になっても送迎が必要ですといった声も多く、送迎シーンも容易に思い浮かびます。
いま小さな子どもの送迎をされている方は、数年後の姿を想像してみてください。
小学1年生になった途端に、この子がひとりで自転車に乗って習い事へ行けるようになるのでしょうか?
毎朝、歩くのを嫌がる子の手をひいて、登校させている親御さんがいらっしゃるかもしれません。
仕事終わり、学童のお迎えを終えて家路を急ぐ自転車もみかけます。
もし、ケガや発熱などがあったときは、どうやって病院へ連れていくのでしょうか?
今の日本では、小学生以上の子どもを自転車で送迎することは、認められていません。
それは、2輪であっても3輪であってもです。そもそも、自転車送迎が認められていないのです。
そして、送迎が可能な車体も今の日本には存在しません。
アンケートへの回答にご協力ください
これまで、こういったニーズはそれぞれ個人が持っているものの、まとまったアンケートなどはありませんでした。
そのため、ニーズは認識されているものの、そういった声はないものを扱われてきたのではないでしょうか。
まずは、このアンケートをとおして「自転車送迎という手段を必要としている私たち」が存在していることを伝えることから始めたいと考えています。
このアンケートの先に、「人を送迎できる自転車」の法整備や新しいデザインが検討されることを願い、いま自転車送迎をしているみなさんにアンケートのご協力をいただきたいです。
対象者:日常生活で家族や子ども達を自転車送迎している人
実施: ふたごじてんしゃ
期間:2024 年5月23日〜6月22日 7月22日まで延長!
解答時間:約 5 分
※1 各都道府県で定める「道路交通規則」