ニュース
2020.07.04
お知らせ

5期目を迎えました

おかげさまで、株式会社ふたごじてんしゃは7月4日で5期目を迎えることができました。

これまで沢山の方に応援してもらうところからスタートした、ふたごじてんしゃ。

応援し支えてくれて、ほんとうにありがとう!

 

2016年はじめてのオフ会 まだこのころは製品化できるかどうか分からない時でした。

 

最近出会った何人かの方にいわれるのは、「最初に中原さんを知ったときはまだ製品化されてなくて、『双子でも乗れる自転車をつくりたいんだ』っておっしゃっていたとおもいます。製品化できたんですね。よかったですね。」ということを教えてもらいます。あの時代を知ってくれているんだとおもうと、本当にうれしくなってしまいます。

 

この写真のふたごじてんしゃは、2014年に完成した中原製ふたごじてんしゃです。
この1台だけを車に積み、3年間イベントを自主開催してきました。

 

2019年は2018年製のモデルチェンジがあり、沢山の方にお待ちいただくことになりました。ようやく動き始めるかと思った矢先、ふたごじてんしゃも新型コロナの影響をうけ、工場も完全にストップし誰もが動けないような状況になりました。

お申込みいただいてもお渡しできない状況がつづき、申し訳なかったです。

先日入荷しある程度は出荷されましたが、いまは少し在庫があります。安心してね。

 

 

ユーザーさんがTV取材されました

 

4期目は、そろそろ使っているふたごじてんしゃを手放したいという相談もあり、手放したい方と必要とする方がお近くの場合のみ「ご紹介」だけさせていただきました。当面、当社は古物の免許を取得する予定もありませんので、それぞれの責任においてお繋ぎさせてもらいました。

みなさんが本当に良いかたで、「中古であっても、アセスメントをして理解した上で利用してほしい」「ちゃんと使ってくれる人にゆだねたい」という声もいただいています。安全にみなさんが乗ってくださったから、いまも続けていけるのだとおもいます。

ただ、良いことばかりではありません。転倒したとご連絡をいただいた方もいらっしゃいました。現場周辺を確認したりしながら、できるだけこのようなケースの連絡をいただいたときは伝えていこうとおもいました。

どうか、3輪だからこけないと過信してスピードをだしたり、安全運転を怠ったりしないでくださいね。

 

「ありがとう」の声に励まされて

 

いまでも、「この自転車があったから出かけられた」というお言葉をいただきます。

「こんな自転車をつくってくれた、OGK技研さん、ふたごじてんしゃさん、ありがとう!」のお声。

まだまだ100点満点じゃないのですが、こうして使ってもらえること、自分が行きたかった場所へ行ってくれたこと、子どもたちと楽しい帰路についてくれたこと、お友達のようにママの後ろに乗れるのを喜んでくれたこと、習い事へいけたと喜んでくれたこと、仕事帰りにスーパーへ行けたと教えてくれたこと、毎日公園へ行けましたよと満面の笑顔で教えてくれたこと、風をかんじてもらえたこと・・・

これらすべてに「ふたごじてんしゃさん、ありがとう」と言ってもらえるのですが、こちらこそ「その幸せのシーンを教えてくれて、ありがとう」と伝えたいです。

 

 

5期目には、ようやくレインカバーもお披露目できるとおもいます。

また、7月中旬にはみなさんへご報告できることもありそうです!

 

当初からいってきたのは、ふたごじてしゃは自転車をつくって売る自転車屋さんじゃない。

わたしたちは、命の誕生を当たり前に喜べる社会になるよう「自転車というツールで、双子や年子ちゃんの家庭を支えていくんだ」と変わらない想いでこれからも進んでいきたいとおもいます。

 

道路交通法 小学校へあがるまで

各都道府県の道路交通法細則などが改正されつつあります。

ただ、全国規模ではありません。実態にあう法律になることで、胸をはって子どもの送迎ができるようになってほしいとおもいます。

ただいま、署名活動にチャレンジしています。問題意識やこうなったらいいのにとお考えの方はぜひご協力よろしくお願いします。

 

 

 

こんな社会を目指して

 

街中で、フラッと立ち寄れる場所では、移動の相談が簡単にできる。

ただ、移動の相談といってもそれは生活課題の相談なんだよね。

自立した暮らしをしたいから、それが出来そうにないかもしれないとおもったら、まずは相談する場所。

だから、ここのバックヤードには行政担当の方もいらっしゃって、きちんとフォローできるようになっているの。

しかもね、いろんな日常使いできる車体があるから、高齢になった親御さんを誘って観光気分で遊びにきてもらうの。

こども達には、自転車のメンテナンスの仕方を伝えよう。

おへやの中では、NPO法人つなげるさんの マップづくりクラブが開催されていたら楽しいかも。

ママたちへは、移動の悩み相談だけでなく子育て相談も広げていこう。

この場所で、2~3時間くつろげる場。

こんな場所をつくりたいです。

 

 

 

(株)ふたごじてんしゃへ企画などのご相談があればご連絡ください。

自転車で出掛けたくても出られない人たちがいます。望めば出られる社会になるよう、一緒に考えさせてください。

 

 

2020年7月4日

株式会社ふたごじてんしゃ

代表取締役 中原美智子

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