【アンケート協力してね】6才未満の壁をなくしたいー!
(法律・規格に関する内容は、いずれも2020年4月2日時点の情報です)
子どもたちを自転車の後ろに乗せて走れるのは、6歳未満まで。
幼稚園・保育園へ子どもたちを自転車に乗せて通わせている私たちにとって、このルールはとってもつらいものです。
だってね、6才のお誕生日会でおめでとー♡ってお祝いした翌日には、自転車に乗せて園への送迎をしちゃうと法律違反になってしまうんです。
これはとても困ります。うれしいことなのに、困ります。
ふたごじてんしゃへも、6才のお誕生日を迎えたら自転車に乗せられなくて困っていますという声が寄せられていました。
これまで中原も、講演会やビジネス系イベント、何かで表彰いただいた機会など、『困っていることがあるなら解決していこう!』という人たちに沢山出会える場所へ行けたときには、何度もこのような自転車の送迎問題があることを伝えてきました。
そんな活動はかれこれ6年くらいなのですが、法律を変える(6才未満から小学入学前までという表現になる)ことはとてもハードルが高いんだよと聞いていました。
だけど、それでも諦めきれなくって、あちことで言い続けてきました。
伝えてきたときの資料はこんな感じです!
そして、きっとこのような声があちこちであったのでしょうね。
なんと! 大分県が初めて小学校入学前まで乗せてOK!と法律がかわったんですー!
そして、もっとこの流れが進むように、まずはみんなの力を貸してほしいです。
まずは、声を集めるアンケートのリンクはこちら↓↓↓
【期間】2020年4月9日(木)23:59まで
毎日新聞 大分県、道路交通法規則
自転車「幼児座席」年長組もOK 「6歳未満」→「小学校入学まで」 大分県、道交法規則改正
こんな事情が・・・ 6才未満の壁
6才未満の壁ルールは、各都道府県が定める道路交通法施行細則や規則にのっていて、幼児(6才未満)までしか自転車に乗せて送迎することはできないってきめられています。
だから、6才のお誕生日を迎えた翌日から、昨日まで当たり前にしていた送迎は出来ないってことなんです!
※年齢制限しかなく、体重制限はありません。
しかし、大分県ではどこよりも先駆けて、道路交通法施行細則の一部が改正され、小学校入学までは自転車に乗せてもよいことになったんです。
すごーい!!
この流れをうけ、『わたしの住む都道府県でも、ぜひ小学校入学まではOKにしてほしい!』という声をあつめて発信することで、わたしたちの住む街も変わっていって欲しいとおもいました。
ただ、各都道府県の道路交通法のルールを変えてもらうのってとても大変だと思います。
だって、もともとの出発点は、みんなにとって安全であってほしいと願ってつくられたルールだと思うから。
だから、変えてもらうにもパワーがいると思います。
今回みなさんと一緒に目指したいのは、恩恵をうけるわたしたちが興味をもって声をだし、参加し、便利な方向へかわってくれたときには「ありがとう!」って言える社会です。
ぜひ、多くのママパパへ協力してもらえるようシェアや応援、お願いします!
また、お子さんを乗せていなくても、この問題に興味をもってくださっている方もアンケートへのご協力よろしくお願いします!
アンケートはココから↓↓↓
【期間】2020年4月9日(木)23:59まで
※今回いただいたアンケート結果は、警察や行政機関、自転車に関わる機関など、今回の目的の趣旨に一致した団体から求められた場合は情報提供をし、提供先はHPにてお知らせいたします。
※個人情報は入力されないようにお願いします。
そもそもチャイルドシートも6才未満だよね?
さて、ここであることが問題になってきます。
まず、子どもを乗せる椅子(チャイルドシート)の基準はどうなんだろう?ってことです。
そもそも、1才から6才未満しか乗せられないって、わたしたちも伝えてきました。
なぜなら、法律上6才未満のため、製品規格も6才未満だったんですよ。
それが、今回、チャイルドシートのSG(製品安全協会)規格が変更されて、『小学校就学の始期に達するまでの者』は座らせてもいいよと基準が改正されました!
ふたごじてんしゃでお世話になっているOGK技研さんへも確認したところ、OGK技研さんのチャイルドシートは強度的にも問題ないので、大分県に住む小学校入学前のお子さんは、これからも使い続けてもらっても大丈夫とのことでした。
「お手元にある取説には6才未満となっているけれど、問題ない」とのことなので安心してね☆
そして、ややこしい話だけど、車体や車体についているキャリア、椅子の強度も問題なくても、そもそも各都道府県で定められている道路交通法施行規則とか細則が「小学校入学までOK」となっていなければ、わたしたちは子どもたちが6才のお誕生日を迎えたら、自転車に乗せて走ることはできないんです。
実際に、大分県ではOKになったこのルールも、他府県ではまだ決まっていなくて・・・
子ども乗せ自転車の利用が多い東京でさえ、まだ6才未満だし、ふたごじてんしゃ社がある兵庫県もいまだに6歳未満の壁があるのです。
ということで、できれば大分県のようにルール違反にならずに送迎できる社会にしたい! 大手をふって、違反者とならずに毎日の送迎で自転車を使いたい。
これまであまり注目されなかったルール違反だけど、これって立派な道路交通法違反でいつでも罰せられる対象になるってことだから。
毎日、がんばっているママパパたちが、ひとたび何か事故があったとき、そもそもルール違反を犯しているからと言われるようなことは一つでも減らしたいんです。
子ども乗せ自転車のデザイン(種類)広がる世界
6歳未満のルールが小学校にあがるまでになってくれるだけで、乗せられる子どものニーズもかわるから、いろんな自転車のデザインが増えるとおもう。
いっそのこと、普通自転車で縛られていた寸法だってかえてくれたら、もっともっと自転車送迎ができる人が増えると思う。
地下鉄を乗り継いできたママパパも、6才のお誕生日をむかえたら園から徒歩通園をもとめられてきたママパパも
今回、新型コロナウィルスの感性を心配しながら電車やバスに乗せているママパパの不安は相当だとおもう。
だけど、自転車だったら自分たちのリズムで移動できて、家事や仕事に体力を温存することができるもの!
ママパパの生活基盤を支えてくれる自転車が、もっと安心してつかえるデザインがふえ、そのデザインを支える環境になってほしいとおもいます。
ということで、みなさんへなんどもお願い!
大分県のように、『小学校へ入るまでは自転車に乗せられるルールにしてほしいんだよー!』ってママパパは、ぜひこちらのアンケートへお答えください!
アンケートはココから↓↓↓
【期間】2020年4月9日(木)23:59まで
2020年、この問題に興味をもってくれたみなさんと、子ども乗せ自転車にとって便利でうれしい法律改正になる瞬間をみたいです!
ふたごじてんしゃ中原美智子